白衣には3つの種類がある

看護師は職場で白衣を着用するのが基本ですが、白衣には種類があるのを知っていますか?
何となく色々な仕上がりのものがあるというイメージを持っていただけの人も、主な種類を理解して区別できるようになりましょう。

看護師が職場で着る可能性がある白衣として主流なのはコート、スクラブ、ケーシーの3種類です。

コートは看護師よりも医師が着ることが多い白衣で、最も一般的な白衣として認識されています。体を覆う面が広いので防護性が高く、ポケットがたくさんついていて収納性も高いのが特徴です。看護師も職場によってはコートを着用することがあります。女性用にワンピースの仕上がりにしておしゃれになっているものもあり、だんだんとバリエーションも増えてきています。

スクラブは着やすくて丈夫な仕上がりになっているのが特色です。スクラブとは「こする」という意味で、ごしごしと洗っても丈夫で傷みにくい性質があります。肌触りの良い素材で作られていることが多く、Vネックで着こなしやすいのも魅力です。ケーシーは動きやすい仕上がりになっている白衣で、動きが多い現場では重宝されています。

病棟を回り続けたり、リハビリテーションに携わったりする現場ではケーシーがよく選ばれています。スクラブとケーシーはどちらも半袖で短めの丈になっているのが共通点です。ただ、ケーシーは立ち襟でフォーマルな印象を与えるのに対して、スクラブはカジュアルに仕上げられています。